指定管理者制度の運用プロセスは、大きく以下の段階に分類することができます。
1.制度適用の検討 | ・施設の存続、廃止 ・管理運営主体の検討(直営、指定管理者) |
2.管理方針の検討 | ・選定方法(公募、非公募) ・指定期間 ・開館時間、休館日 ・指定管理者の業務の範囲 ・利用料金制度 |
3.議会の議決(条例制定・改正) | ・設置条例の制定、改正(指定の手続き、管理の基準、業務の範囲、開館時間、休館日、使用許の基準、使用制限の要件等) |
4.公募準備 | ・選定方法、選定基準の決定 ・募集要項等の作成 ・債務負担行為の設定 |
5.公募 | ・公募の周知 ・説明会(募集説明会、現地説明会)の開催 ・質問の受付、回答 ・応募の受付 |
6.選定 | ・選定(審査)委員会の開催 ・候補者の決定 |
7.管理運営準備Ⅰ | ・仮協定書の締結 |
8.議会の議決(指定) | ・指定の議決(施設の名称、指定管理者となる団体の名称、指定期間等) |
9.管理運営準備Ⅱ | ・協定書の締結 ・引継ぎ |
10.運営(指導・監督) | ・事業計画書の確認 ・業務報告書(毎月)の確認 ・事業報告書(毎年)の確認 ・法令等要件に伴う各種点検調査報告の確認 ・経営状況等の把握 ・臨時調査の実施 ・評価の実施 |